都市緑化 ガーデン二賀地
ガーデン二賀地は、公園や街路樹など、都市のなかに緑をはぐくみ、
植物を通じていつも地球環境を考えています。
URBAN GREENING
都市緑化と屋上緑化について
都市緑化について
都市部では、急激な温度上昇が進み(ヒートアイランド現象)、深刻な問題となっています。
自然と共生し、潤いのある都市のあり方を考えることは、私たちが健やかな生活を送るうえで、とても大切なことです。
ガーデン二賀地は、公園や街路樹など、都市のなかに緑をはぐくみ、植物を通じていつも地球環境を考えています。
屋上緑化について
ガーデン二賀地は、ヒートアイランド現象を軽減するための提案として、「屋上緑化計画」を推進しています。 ビルやマンション、一般住宅などの屋根を植物で覆うことにより、建物内の温度が下がることが証明されています。 建物内の温度が下がれば、自動的に冷房などのエネルギー源の無駄遣いが無くなり、地球全体の温度が下がっていくのです。 オートポットで培った技術を応用し、様々な建物の屋根緑化に採用されています。
都市緑化施工事例の一例をご紹介
緑化施工事例
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国営みちのく杜の湖畔公園
国営みちのく杜の湖畔公園入り口付近のコンクリート上に、EGプランタを使って花壇をつくりました。 コンクリート上はもちろんのこと、2段、3段と立体的な花壇をつくることが可能。 高所には、ハンギングポットを使って飾花をしています。 季節によって様々な種類の植物を容易に植え替えることができます。
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会社屋上
会社の屋上にEGプランタとツインポットを使い、屋上庭園を作りました。 季節ごとに違った花を楽しめる上に、今ではテーブルやベンチを置いて、 ひと息つける休憩スペースとしてお使い頂いています。 通常、このような広い花壇への水やりは大変な手間がかかりますが、 水・肥料ともにEGプランタに繋がれたチューブを通って給水されます。
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店舗前駐車場
菓子店の店舗前、アスファルト舗装駐車場。 交差点角という立地条件で、目につきやすい駐車場スペース。 駐車スペースとしてだけでなく、歩行者や運転手の目を楽しませることのできる花壇ができました。 10枚のEGプランタを平行に並べた様子。 その後、花壇の位置を変えたい場合などは、楽にEGプランタを動かすことができるため、レイアウト変更が容易に対応できます。
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仙台駅前街路灯
仙台駅前の街路灯へ、ハンギングポットを2鉢ずつ設置しました。 街路樹・街路灯の流れに沿って、美しい街並みが続きます。 街路灯ごとに肥料水を貯留するためのタンクが設置されています。 そこから各ポットへ給水が行われるので、 手の届きにくい高い位置への花鉢の設置も、容易になりました。
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仙台西道路 中央分離帯
EGプランタのツインポットを使用して、中央分離帯のフェンスもこのように飾花することができます。 写真は中央分離帯にEGプランタのフラットを置き、 マリーゴールドの種を蒔いたものが大きく育った様子です。 中央分離帯という常に強風が吹きつける環境でも、順調に生育しました。
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仙台駅前ペデストリアンデッキ
仙台駅前の歩道橋(ペデストリアンデッキ)では、色とりどりの花を見て楽しめます。 各花鉢ごとに自動給水装置を内蔵しているため、肥料水が溢れ出て歩道橋の下へ こぼれ落ちる心配はありません。 このような高架橋の上でも直接の水やりの必要がなく、広範囲にわたる植栽が可能となりました。植物は必要な分の 肥料水と空気を 交互に取り込み、順調に生長を続けます。
環境を配慮する「オートポットシステム」
「オートポットシステム」
「オートポットシステム」は、鉢による栽培方法を生育しやすい状態にするとともに、管理の省力化を実現させた自動給水システムです。
都市型洪水を緩和します
雨水を貯留してポットの潅水に利用することで都市型洪水の緩和に寄与します。 施設屋内外の緑化や、街路灯への活用が適しています。
土壌や地下水が汚染されません
ポットへ潅水される肥料水は外部に排出されません。
省エネ、省力システムです
人力に頼らず、植物の状態に応じた水管理が無動力の水位調節器で自動的に行われます。
ヒートアイランド現象を緩和します
高温期に屋上、傾斜屋根を花と葉で繁茂させることで気化潜熱によって周辺温度を下げ、更に緑陰で外断熱を実現させます。
都市緑化の適応範囲が広がります
壁面や高架橋下等はツタ類の利用が限界でしたが、オートポットシステムでどんな植物でも設置が可能になりました。 環境配慮に加え、公共的な場面で、その場に適した植物で緑化が可能になることから緑化を定型化せず人々を癒すことができます。
オートポットシステムの特徴
- 植物の種類、気候や設置する場所の違いに応じて水分を補給します
- 植物の根に水分と空気が理想的に供給されますから、根腐れがおきません
- 自動的に施肥が行われるので、手をかけずに良い状態で植物が生長します
- 無動力で稼動するオートバルブで、省エネを実現します
オートポットシステムは植物に健康で最適な環境をつくりだします
無駄な水は移出しません
従来の潅水システムは、決まった時間に決まった量の水を送り込むのが常識でした。 しかし、植物の種類や気象状況によって必要な水分はさまざまです。そのため水の供給には過不足が常に起こっていました。
「オートポットシステム」は、それぞれの鉢(植物)が必要とする水が吸収された分だけ空気とともに 一つひとつの鉢ごとに植物が必要な量の水を供給します。 したがって植物本位で供給が行われます。
無動力・自動給水が基本。
太陽光からも自然潅水が可能です。
「オートポットシステム」は、無動力での自動給水を前提として開発されました。 したがって鉢より水源が高い位置にあれば問題なく水が供給されます。 水源を高位置にすることが不可能な場合は、12Vのバッテリー1台で作動するポンプをつけることで、 最大2500鉢(平置き)への自動潅水が可能です。
雨水を利用した水の供給が出来ます
雨水は、雨樋からメンテナンスフリーのフィルターを通してろ過され、タンクに貯水します。 タンク内の酸化や腐敗を抑制し、水を活性化するFFCテクノロジーが用いられていますので、水道水を使うことなく雨水の有効利用ができます。
植物をいきいきと生長させる「EGプランタ」
「EGプランタ」
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自動給水システムで水やりも安心です
無動力で最適な水の量を自動的に補うシステムのため、暑い日も、留守や休みの時でも、水やりの管理に心配はありません。
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ほとんど土を使いません
EGプランタ・フラットは土の代わりに布製植栽用マットを使用。土をほとんど使うことなく植物が育ちます。
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とても軽量だからレイアウトも自由自在
持ち運びができ、土を使わないので植栽が難しかった屋上やバルコニーなどの広い面積でも、きれいに簡単に設置できます。
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季節に合わせてお好きな草花が楽しめます
『EGプランタ』は、季節の移り変わりに合わせて植物の交換も行なえます。四季の変化に富んだ美しい草花をお楽しみください。
EGプランタシリーズ
ガーデン二賀地が独自に開発した「EGプランタ」シリーズは、都市のさまざまな条件下にも対応できる 「植物栽培プランタ」です。 ビルの屋上や壁面、道路の中央分離帯など、以前では難しかった場所での、容易な植物栽培を可能にすることで、 既存の都市機能をそのままに“緑化”という観点から新しいグランドデザインをサポートしています。